企画展『水を讃える』

2018/08/02

 

 

「水を讃える」

 

器 二階堂明弘  

花 片桐功敦 

 

2018 . 8/4 (土) ~13 (月)   火水定休

 

在廊日 / 二階堂 8/4-5 ・片桐 8/4-6

 

(片桐さんの花は、初日から3日間のみの展示となります)

 

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八月に水を讃える_

陶芸家・二階堂明弘さんの想いがきっかけとなり、兼ねてから親交のあった華道家の

片桐功敦さんをお誘いして「器と花」の二人展を開催することになりました。

 

様々な事象の折り重なる土地で、自然への想いを傍に共生する姿を。

器と花の本来の力を、とだけお二人にお願いしました。

 

七本の川から届く反射光に柔らかく包まれる土地、

視界の奥に拡がる印象としての景色。

二階堂さんの器と片桐さんの花が、そんな景色を呼び起こしてくれることを希います。

 

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天から降る雨が川となり

とどまり、流れ、海にいたり

やがて空へ還っていく。

 

水は形を変え、時の流れのように巡る。

その水をたくわえ、恵みを与えてくれる大地。

 

真夏の日射しが照りつける広島の地と、

そこに住む人々のくらしと歴史を見つめ続けてきた川を想いながら、

土を焼きうつわをつくりました。

 

二階堂明弘(陶芸家)

 

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H2O。

この物質は地球上で最も親和性が高いのだということを何処かで読んだ気がする。

固体は氷で液体は水で気体は雲や水蒸気か…形も変幻自在だが、水はどんな物質にもすぐ染まる。

試しに一滴の黒インキを垂らしてみるといい。水の無色透明性はたちまち損なわれる。

水は清濁差別なく呑み込み、たちまち相手に染まってみせる、抱きとめる…それを優しさとよんでみようか。

 

水を湛えて、讃える。

水も私も清い無色透明の姿でい続けることなどできるはずはない。

それでも、そうあり続けたいと願ってしまうのだろう、たとえそれが僅かなひと時であっても。

 

片桐功敦(華道家)

 

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